フィクションを楽しめない

人間関係を描いた連続ドラマ、やきもきしたりいたたまれなくなったりしてすごく疲れてしまうので見られない。

展開を楽しみに思う気持ちや問題が解決したカタルシスよりも疲労が大きいし、なんなら見る前からグッタリしてしまう。

(しかも俳優にも興味が湧かず、容姿にときめいたりもできない。だって、知らない人だし…)

理不尽に殺されるシーン、恐ろしい目にあうシーンが怖い。

画面の向こうのことと割り切れず、必要以上に没入してしまい恐怖で動悸がするし、特に自分に子供が出来てからは子供が傷つくシーンはもう、なんとかしてフィクションだということを反芻し続けないと精神の安定を保てない。

遊園地にある体験型のアトラクションが楽しめない。恐怖しかない。

乗り物が暴走する、怪物に襲われる、超人同士の乱闘に巻き込まれるといったシチュエーションを体験するアトラクションが怖い。

大迫力の映像にあわせ、座席が揺れ顔に風が当たるだけだよと言われても、頭の中は、死にたくない、怖い、痛いのは嫌、逃げたい、どうしてこんな目にあうのと、パニックに支配され震えと涙が止まらなくなる。
絶叫マシーンは以ての外。死にたくないよ!